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御祭礼図は、縦84cm、横149.5cmの額装絵馬で、「慶應三歳卯 正月吉日」(1867年)の銘があり、江戸後期の八幡神社(勢野薬隆寺)の祭礼当日の様子が神社正面方向から見下ろした形で詳細に描かれている。巫女が御湯の儀式をしている様子や、布団太鼓、のぞきからくり等の当時の風俗をうかがい知ることのできる貴重な民俗資料である。