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本文
和本で表紙に「文禄四年 大和國平群郡信貴南畑村検地帳 八月吉日」とあり、田畑一筆毎に明細が記入されている。文禄4年(1595年)、豊臣秀吉が全国的に実施した太閤の文禄検地帳(古検)で、封建時代の基礎を築いた石高制の根拠となったものである。徳川時代には文禄検地にかわる全国的な検地は行われず、大名領・天領でそれぞれ別々に検地が行われた。その際、この文禄検地を古検として併記している。