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女性と男性の「更年期」について

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0014080 更新日:2026年7月8日更新 印刷ページ表示

「更年期障害」という言葉を聞いたことはありますか。

「更年期障害」は女性に多いイメージがありますが、近年では男性にも現れることが知られるようになってきました。更年期には、様々な心身の不調が現れることがあり、症状の程度によって治療が必要な場合があります。「更年期」を正しく知り、充実した日々を過ごしましょう。

更年期症状・更年期障害とは

個人差はありますが、男女ともに40歳代以降を「更年期」といいます。「更年期」に現れる様々な症状の中で他の疾患に原因しないものを「更年期症状」といいます。「更年期症状」の中でも症状が重く、日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。​​

男性の場合、男性ホルモンは加齢とともに徐々に低下するため、女性のように一定の時期はありません。女性より長い期間にわたり、身体的な症状や性機能に関連した症状が出ることがあります。

女性と男性の更年期障害の違い

  女 性 男 性
発症しやすい年齢、期間

40代前半から50代前半くらいまでと個人差も大きい

40代後半から閉経後5年程で落ち着いてくる

40歳以降いつまでも

女性の閉経のような区切りがないため、自覚しにくい

 

更年期に現れる症状

更年期には様々な症状が現れます。主な症状は以下の通りです。

身体症状 精神症状
ほてり、のぼせ、発汗、動悸、頭痛、関節痛、冷え、疲れやすさなど 気分の落ち込み、 意欲低下、イライラ、不眠など

更年期障害セルフチェック

更年期障害のセルフチェックとして、簡略更年期指数(SMI)、また、男性の更年期(LOH症候群)セルフチェックがあります

更年期障害を疑う場合には、ひとつの目安としてセルフチェックをしてみましょう。

女性の簡略更年期指数(SMI)

症状の程度に応じ、自分で○印をつけてから点数を入れ、その合計点をもとにチェックをします。どれか1つの症状でも強く出ていれば、強に○をして下さい。

 

症状

点数

1.顔がほてる

10

6

3

0

 

2.汗をかきやすい

10

6

3

0

 

3.腰や手足が冷えやすい

14

9

5

0

 

4.息切れ、動機がする

12

8

4

0

 

5.寝つきが悪い、または眠りが浅い

14

9

5

0

 

6.怒りやすく、すぐイライラする

12

8

4

0

 

7.くよくよしたり、憂うつになることがある

7

5

3

0

 

8.頭痛、めまい、吐き気がよくある

7

5

3

0

 

9.疲れやすい

7

4

2

0

 

10.肩こり、腰痛、手足の痛みがある

7

5

3

0

 

合計点

 

更年期指数の自己採点評価法

0~25点:上手に更年期を過ごしています。これまでの生活態度を続けていいでしょう。

26~50点:食事、運動などに注意を払い、生活様式などにも無理をしないようにしましょう。

51~65点:医師の診察を受け、生活指導、カウンセリング、薬物療法を受けた方がいいでしょう。

66~80点:長期間(半年以上)の計画的な治療が必要でしょう。

81~100点:各科の精密検査を受け、更年期障害のみである場合は、専門医での長期的な対応が必要でしょう。

出典:小山ら 更年期婦人における漢方治療 簡略化した更年期指数による評価 (1992:9:30-34 産婦人科漢方研究のあゆみ) 

こちらのホームページでも判定できます:女性の健康推進室 ヘルスケアラボ(更年期障害チェック)<外部リンク>

男性の更年期障害質問票(AMS)チェックリスト

下記の各問について、日々の生活を振り返り、当てはまる答えに自分で丸印をつけてから点数を入れ、その合計点をもとに更年期症状の程度を判断します。

 

チェック項目

なし

軽度

中等度

重度

極めて重度

点数

1.肉体的にも精神的にも調子が悪い 

1

2

3

4

5

 

2.関節や筋肉に痛みがある(腰痛、 関節痛など) 

1

2

3

4

5

 

3.発汗、のぼせ

1

2

3

4

5

 

4.眠れない、眠りが浅い

1

2

3

4

5

 

5.よく眠くなるし、しばしば疲れを感じる

1

2

3

4

5

 

6.いらいらする、不機嫌になる

1

2

3

4

5

 

7.神経質になった

1

2

3

4

5

 

8.不安になりやすい

1

2

3

4

5

 

9.やる気がない、無気力、疲労感が取れない 

1

2

3

4

5

 

10.筋力の低下

1

2

3

4

5

 

11.憂うつな気分、無力感

1

2

3

4

5

 

12.自分のピークは過ぎたと感じる

1

2

3

4

5

 

13.燃え尽きたと感じる、どん底の状態だと感じる

1

2

3

4

5

 

14.髭の伸びが遅くなった

1

2

3

4

5

 

15.性的能力の衰え

1

2

3

4

5

 

16.朝立ちの回数が減少した

1

2

3

4

5

 

17.性欲の低下

1

2

3

4

5

 

合計点

 

17〜26点:なし

27〜36点:軽度

37〜49点:中等度

50点以上:重度

出典:日本泌尿器科学会/日本Men’s Health医学会 「LOH症候群診療ガイドライン」検討 ワーキング委員会「加齢男性性腺機能低下症候群診療の手引き」<外部リンク>

気になる症状があったら・・・

更年期症状にあてはまる不調には、別の病気が潜んでいる場合もあります。症状がつらい時には我慢せず、受診をすることが大切です。気になる症状があれば、医療機関へ相談しましょう。

参考:厚生労働省 更年期症状・障害に関する意識調査(結果概要)<外部リンク>

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