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帯状疱疹をご存知ですか?

ページID:0008837 更新日:2023年12月28日更新 印刷ページ表示

帯状疱疹とは

原因

幼少期にかかった水ぼうそうが治癒した後も、その原因となっている水痘(=水ぼうそう)帯状疱疹ウイルスが長時間体内の神経節に潜み、加齢や疲労・ストレスなどによって免疫力が低下するとウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症します。
日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜んでいて、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。

症状

身体の片側、神経に沿ってピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹や水疱(水ぶくれ)が出てきます。症状の多くは上半身に現れますが、顔・目・頭などに現れることもあります。
通常は2~4週間程度で水疱が破れて、かさぶたになり、皮膚症状が治まります。多くの場合、皮膚症状が治まると痛みも消えますが、神経の損傷により痛みが続くこともあります。

周囲への感染

帯状疱疹は、「帯状疱疹」として周囲にうつることはありません。しかし、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を保有していない人がウイルス感染した場合は「水痘」として発症する可能性があります。感染は帯状疱疹患者の水疱との接触が中心ですが、すべての水疱がかさぶたになれば、周囲への感染力はなくなります。

治療

帯状疱疹の治療にはウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と痛みを抑える鎮痛薬などが一般的に用いられます。早期に投与すれば、帯状疱疹の症状を緩和し、症状の持続期間を短縮するのに役立ちます。

予防

基本的な予防方法

帯状疱疹の予防には日頃の体調管理が重要です。バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動など、できるだけ健康的な日常を保つことでストレスを減らし、免疫力が低下しないように心がけましょう。

予防接種

帯状疱疹の予防として用いられる予防接種には50歳以上の方を対象とした「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります。予防接種は発症を完全に防ぐものではありませんが、発症しても軽症で済み、後遺症の予防につながると言われています。
帯状疱疹ワクチンは予防接種法の対象外であり、任意の接種となるため、三郷町からの費用助成はありません。接種する場合は、費用等含め医療機関に直接お問い合わせください。