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自主防犯ノススメ~高めよう!地域の防犯力~

ページID:0001242 更新日:2012年3月13日更新 印刷ページ表示

「治安と犯罪の傾向」

我が国では、かつて諸外国の状況と比較して「水と安全はタダ」と言われていた時期がありました。しかし近年では、こと治安悪化に関しては最悪に近いレベルで推移しており、かつての安全神話も過去の遺物となりました。テレビ・新聞等での犯罪報道は我が身を遠く離れた場所でのコトと思われることでしょう。確かにそういった報道される凶悪事件の発生割合は当然ごく僅かであるため、犯罪発生については「対岸の家事」、まさに他人ごとであると認識されがちですが、実際はほとんどの犯罪は皆さんの日常に極めて近いところで発生しているのです。昨今の犯罪の傾向としては、ひったくり、路上強盗などの街頭犯罪、ピッキング等の新しい手口での住宅・事業所侵入犯罪、社会的弱者である高齢者への振り込め詐欺や児童を対象とした犯罪等が増加し、私たちの暮らしは、必ずしも安全とは言えなくなっています。

「高めよう!地域の防犯力」

こうした住民生活の身近なところでの犯罪発生に対し、日夜犯罪防止に取り組んでいる警察と、「自分たちの、自分たちで守る」との考えに基づいた、地域住民の皆さんとの連帯した自主的な防犯活動が広がりを見せています。それらの活動団体は「自主防犯団体」と呼ばれ、安全・安心な地域社会づくりに貢献されています。このように地域の防犯力強化が求められている昨今では、犯罪の未然抑止に重きを置いた「犯罪を起こさせにくいまちづくり」との考え方が主流となり、現実にご近所同士の「声掛け」や地域住民による防犯パトロール実施が頻繁な地域や、窓ガラスやドアへの補助錠設置を推進している、言わば侵入が容易な住宅が少ない地域では、犯罪被害も減少しています。

「自主防犯ノススメ」

三郷町内におきましても、自治会組織を基盤とした自主防犯団体が複数設立され、子ども見守り活動や、青色防犯パトロール等の地域安全活動に既に着手され、非常に成果を挙げられている団体も見られますが、町内全体では組織化が十分進んでいるとは言えない状況です。西和警察署と三郷町では、自主防犯団体の活動が犯罪抑止に極めて重要であることから、地域住民による自主防犯団体の設立を推進し、環境整備・制度整備等、積極的な支援体制の確立に努めております。安全で安心して暮らせる地域社会の形成のために、事業趣旨へのご賛同をいただき、ぜひ多くの町民の皆さんによる自主防犯活動へのご参加・ご協力をお願い申し上げます。