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重要課題の現状と課題

ページID:0001095 更新日:2011年9月5日更新 印刷ページ表示

子どもの人権問題

課題

学校、家庭、地域社会が連携して、子どもたちの教育に取り組む必要があるため、教育相談体制のさらなる充実を図り、人権意識と資質の向上に努めます。

今後の施策の方向

子どもたちがのびのびと安心して学び、遊び、くつろげる生活環境や教職員の人権意識の啓発や児童生徒の人権に配慮した学校づくり、また、子育ての支援相談体制の整備や地域社会への参加活動や自然とのふれあいの場を提供し、人権尊重の精神と社会の一員としての役割の自覚・自立への育成を目指します。

女性問題

課題

女性問題の啓発を推進する施策を講じることにより、女性の地位向上と人権の確立を図り、自主的な活動など、積極的に社会参加できる女性を育てることで、男女共同参画社会の実現に努めます。

今後の施策の方向

女性問題関係の施策を総合的・効果的に推進、女性が主体となり変革する学習の促進、積極的な社会参加などを図るための支援体制を構築します。また、啓発活動の充実や女性人材育成にかかる情報提供に努めるため、女性が被るさまざまな不利益についての相談体制の整備を行います。

高齢者問題

課題

高齢者の「自立」を目指して、様々な「参加」できる場や、意欲を持てるようにし、自己の存在感を満たすとともに人間としての「尊厳」の確立を図ることなどの活動を保障します。

今後の施策の方向

高齢者の生きがいづくりや健康づくりの充実、高齢者が参加できるボランティア活動や雇用就業機会の確保及び情報提供、高齢者をはじめ、すべての人に優しいバリアフリー社会の実現に努めます。

障害(児)問題

課題

障害者問題に関する町民意識の問題や、障害者問題にかかわっての発言や落書きなどの事象の発生に対して正しい理解と認識を深め、障害者が地域社会で自立し、自己実現の機会が保障されるよう、支援体制の整備をします。

今後の施策の方向

障害者との交流と理解を深める各種イベントを開催し、ふれあう場を増やしていく、障害者が積極的に社会参加できるような支援体制の整備、交通環境及び公共施設などの早急な整備などの対策が必要となるため、「完全参加と平等」についての理解と認識を深める人権教育・啓発に取り組んでいきます。

同和問題

課題

同和問題の完全解決という視点から、同和地区における教育、就労、産業などの問題や、差別事象(差別落書きなど)の問題にからむ差別意識を解消します。

今後の施策の方向

同和問題に関する町民啓発活動の推進や教育及び啓発の充実のため、ふれあい交流センターを人権問題解決の拠点とすべくその活動内容を充実させます。

在日外国人問題

課題

すべての町民が国際理解を深め、民族の文化や価値観などを理解し共に生きる平和な社会を築くため、歴史性を正しく認識し、多様な文化・習慣・価値観を認めあい互いに尊重する社会の実現に努めます。

今後の施策の方向

在日外国人の生活や就労などの実態把握、在日外国人教育の充実を図るため、公共施設などでの外国語表記や日常生活での相談体制の確立をしていきます。

プライバシーをめぐる問題

個人情報が勝手に収集・利用されたり誤った情報が流通することによって生じる、個人情報の漏洩によるプライバシーの侵害、インターネットの悪用やパソコン通信を用いた悪質な差別事象に対して、個人情報の保護に努めながら人権意識の確立が必要です。

さまざまな人権問題

HIV感染者、ハンセン病などの患者、アイヌの人々、沖縄の人々、刑を終えて出所した人々に対する誤った知識と先入観による偏見、差別意識、また、インターネットによる差別事象など、時代の推移に伴って新たな人権問題が起こってきています。