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昭和24年1月26日に法隆寺金堂壁画が焼損した事から、文化庁・消防庁はこの日を文化財防火デーとして設定しています。奈良県は国宝・重要文化財の数が全国3位と多く、この運動をより強化するために毎年1月23日~29日を文化財防火週間として設定し、各地で防火防災訓練等を実施しています。
また、三郷町では日本遺産に認定された龍田古道や龍田大社、信貴山や大和川といった歴史的に重要な要衝があったことから、多くの貴重な文化財が残されています。寺社の境内にある灯籠や石像、道路脇に設置された道標なども、昔の状況を今に伝える貴重な文化財になります。しかし、それらの貴重な文化財が棄損する事例が発生しており、三郷町ではさまざまな対策をおこなっております。つきましては、文化財の保護活動に対して町民のみなさまにも是非ご理解とご協力をお願いいたします。近隣で、もし文化財の破損事例や、それに繋がる行為を発見した場合は、三郷町役場環境整備部ものづくり振興課にご一報をお願いいたします。文化財は町民で共有すべき、貴重な資産です。共に守り、育み、後世に伝えていきましょう。