ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 観光情報 > 宝相華彩絵奚婁鼓胴

本文

宝相華彩絵奚婁鼓胴

4 質の高い教育をみんなに17 パートナーシップで目標を達成しよう
ページID:0002251 更新日:2021年4月19日更新 印刷ページ表示

宝相華彩絵奚婁鼓胴

 奚婁鼓は、行列参向の時や舞楽を奏する際に舞人が用いたもので、両側の鼓胴の紐に結んだ紐を首にかけ、左手に振鼓を執り、右手に撥を持ち、皮を張った上面を打つ楽器である。鼓胴は檜製の漆塗りで、繧間彩や切金をまじえた宝相華唐草文など彩画の技法は入念で、平安時代後期(藤原期)の特徴を表している。数少ない類品の中にあって、龍田大社の由緒ある伝世品として貴重である。現在は、奈良国立博物館に保管されている。


観光パンフレットバナー