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通称、一針薬師とも呼ばれている国内有数の大きさの笠石仏。高さ288cm、幅200cmの花崗岩に幅200cm、奥行き103cmの笠石を載せている。中尊に薬師如来立像、脇侍に日光・月光菩薩、その周囲に十二神将を配している。全体の構図、形姿の整い方や線刻の細やかさ、力強さに鎌倉時代前期の特徴が見られる。三郷町勢野東6丁目にあった惣持寺と関連のある資料で、中興の祖である解脱上人 貞慶との繋がりから、下図は快慶作との説もある。平成25年7月に上の山から保全のため持聖院境内に移動されている。