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平隆寺(へいりゅうじ)

4 質の高い教育をみんなに17 パートナーシップで目標を達成しよう
ページID:0001677 更新日:2019年2月7日更新 印刷ページ表示

奈良県三郷町勢野(せや)にある寺院で、別名は平群寺(へぐりでら)・施鹿薗寺(せろくおんじ)。古代の豪族、平群氏の氏寺と考えられ、聖徳太子創建46ヶ寺の一つに数えられる。現在の寺院は近世に建立されたもので、古代寺院跡として今も地下に眠っている。立地としては、すぐ南を後の奈良街道が通り、古代においても難波・河内と奈良を結ぶ龍田古道に沿って建立されていた。また、大和川の北方の丘陵部にあたることから古道と水運を一望することができる。三郷町の勢野地域は、平群郡の那可郷(なかごう)にあたり、近隣には平隆寺や法隆寺の瓦を焼いた瓦窯(がよう)群や、6世紀前半の前方後円墳も確認されていることから、平群氏の支配地域の中心地があったと考えられている。

平隆寺の画像1
平隆寺の瓦を焼いた辻ノ垣内瓦窯跡

平隆寺の画像2
史跡 平隆寺跡(三郷町)