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河内国分寺跡(かわちこくぶんじあと)

4 質の高い教育をみんなに17 パートナーシップで目標を達成しよう
ページID:0001684 更新日:2019年2月7日更新 印刷ページ表示

大阪府柏原市国分東条町(こくぶひがんじょうちょう)にあった寺院で、聖武天皇の詔によって建てられた国分寺のうち、河内国の国分寺にあたる。金堂跡及び塔跡(七重塔と考えられている)が検出されており、当地で基壇の復元保存がされている。立地としては、河内国の東部、大和川左岸の平坦部の少ない急傾斜地に建てられており、他の国分寺と異なり広い寺域は確保できなかった。大和川対岸の竹原井頓宮跡と同形式で時期の下る瓦が出土していることから、天皇の離宮を意識して当地に建立したと考えられている。また、河内国分尼寺跡については河内国分寺跡から西方に「尼寺」という場所があることから、当地付近に所在が推定されている。

河内国分寺跡
河内国分寺塔跡(柏原市教育委員会より写真提供)

青谷から大和川対岸を結ぶ川端橋
青谷から大和川対岸を結ぶ川端橋