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立野城 宝篋印塔

4 質の高い教育をみんなに17 パートナーシップで目標を達成しよう
ページID:0002245 更新日:2021年4月19日更新 印刷ページ表示

立野城 宝篋印塔

 高さ1mの花崗岩製の完形品で、基礎正面に「天文五年(1536年)丙申八月日 如見禅尼逆修」の陰刻銘があり、昭和55年の立野城跡発掘調査の際に空濠の中より発見される。小型であるが、形姿よく整い繊細な彫刻技法で製作された優品で、室町時代後期の特徴を示している。織田信長と松永久秀の信貴山城攻防の中で埋没したもので、歴史資料としても貴重である。現在は発掘地にゆかりのある観音寺境内に安置されている。