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辻ノ垣内瓦窯1号窯・2号窯

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ページID:0002247 更新日:2021年4月19日更新 印刷ページ表示

 現在の「イーストヒルズ勢野」の住宅開発に伴う発掘調査にて、発見された4基の瓦窯の内、状態の良かった窯をウレタン加工をし、保存展示している。本来は1号窯から4号窯まであり、年代順では3号窯(6世紀末から7世紀初頭)、2号窯(7世紀中頃から後半)、1号窯(2号窯にやや遅れる)、4号窯(1号窯にやや遅れる)の順で築かれている。3号窯辻ノ垣内瓦窯1号窯・2号窯は地下式無段登り窯で、瓦と須恵器の両方を焼いており、2号窯と1号窯は地下式有段登り窯で瓦のみを焼いている。4号窯は地下式有段登り窯で、未使用のまま放棄されている。2号窯からは「平隆寺式」と呼ばれる軒瓦が生産されており、すべての窯において平隆寺の造営に関わるものであることが推定できる。