ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

これからの「4つの柱」

ページID:0004041 更新日:2024年2月14日更新 印刷ページ表示

 住民の皆さまからの信頼回復を第一に、三郷町のあらゆる面を健やかにするという『すこやか未未来都市さんごう』の実現をスローガンとして、(1)こどもが健やかに育つ子育て環境(2)全員活躍の強健な経済(3)心穏やかで健康に過ごせるつながり(4)透明で健全な町政運営の4つの柱をもとに、これからの政策に取り組んでまいります。

(1)こどもが健やかに育つ子育て環境

 こどもがすこやかに育つためには、こどももその両親も笑顔でいられる環境が重要です。そのような子育て環境をつくることが、今、日本が直面している国難ともいうべき少子化の解消、緩和への手段になりうると思っています。
 では、こども,両親とも笑顔でいられる環境とは何かといえば、仕事と子育ての両立が十分にはかられ、そして家庭が経済的・社会的にも安定している環境であると考えております。

 こどもを持つことを望む人が、「最初の一人」「もう一人」を躊躇することのない、どんな状況になっても三郷町でなら希望を持って子育てをしていけると確信していただけるよう、子育てに対する全方位的な支援をしていきたいと考えております。

 もちろん、出生率の向上には、婚姻率の向上も重要です。結婚を望む人にはその一助、後押しとなるように、三郷町での婚活事業をはじめとした出会いの機会の創出、そして三郷町で結婚生活をしてみたい、と思っていただけるような生活環境の整備など、結婚に対する支援政策も進めていきます。

(2)全員活躍の強健な経済

 「全世代・全員活躍型生涯活躍のまち」のコンセプトを引き継ぎ、高齢になっても、障がいがあっても、育児・介護をしながらでも、社会の中で役割がある、就労ができる、外出して社会と関われる、まちづくりを行います。

 そのためには、それぞれの方の状況に沿った就労支援モデルを策定し、きめ細かい支援を行うこと、そして三郷町内での経済活動を活発にし、観光客の誘致もふくめて人が集まり経済が回る、そんな拠点を作っていきます。

(3)心穏やかで健康に過ごせるつながり

 心の平穏は、幸せで豊かな暮らしにとって重要なものです。そのためには、地域で安心・安全に過ごせるための防犯対策・災害対策が必要です。現在工事が行われている調整池につきましても、できる限り速やかに完成させることで、地域の皆さまの安心安全を一刻も早く確保したいと考えております。
 防災・災害対策においては、地域のコミュニティによる共助も重要です。普段から、非常時には協力して助け合うことのできる地域住民同士の「つながり」づくりを促進することで、地域の防犯力・防災力を高めていきます。

 また、住民の皆さまが健康に過ごしていけるための、「つながり」によるまちづくりも進めていきます。健康の維持にはなるべく外出し、人とのつながりをもつことが重要であるとされています。外出ができる環境、つながりを作り保つことで、住民皆さまの健康の維持につなげたい。そのためにもコミュニティの形成、つながりの形成を促進するための政策を進めていきたいと考えております。

(4)透明で健全な町政運営

 まちづくりの一番の基礎は行政への信頼です。あらゆる不透明・不公正な慣習を一掃し、入札改革に取り組みます。また、行政のデジタル化が進むと、行政情報は基本デジタルデータとなり、情報公開がしやすくなります。その意味で、行政のデジタル化を進めることで、不透明な裁量や不正が入り込む隙を減らし、町政運営の見える化を一層進め、住民の皆さまと町の信頼・協働関係を築き、健全な関係を構築します。

 

 

 そして、すこやかで健康なまちへ─

 これら「4つの柱」以外にも取り組むべき政策はいろいろとありますが、三郷町に住んでよかったと言っていただけるよう、性別・年齢・障がいの有無にかかわらず、全住民が生涯活躍できる「すこやかで健康なまち」の実現をめざし、私はもちろん、町職員もウェルビーイングな職場環境のもと全力、一丸となって健全な町行政に取り組んで参ります。

 皆さまの一層のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。