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子どもの予防接種

ページID:0002228 更新日:2021年4月13日更新 印刷ページ表示
  • 予防接種をうけましょう
  • 予防接種の計画を立てましょう
  • 定期の予防接種と任意の予防接種

予防接種を受けましょう

お母さんから赤ちゃんが生まれた時にプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、成長するとともに自然に失われていきます。そのため、赤ちゃんは自分自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが、予防接種です。

予防接種には予防接種法によって、対象疾病、対象者および接種期間などが定められた、定期接種と、それ以外の任意接種があります。予防接種には病気ごとにそれぞれ接種に適した時期があります。標準的な接種時期に受けましょう。

事前に、母子手帳発行時お渡しした「予防接種と子どもの健康」の冊子をよく読み、予防接種の効果や副反応などについて理解しましょう。体調など、心配なことはかかりつけ医によく相談し、納得した上で接種してください。

予防接種の計画を立てましょう

予防接種の具体的な順序や日程は、お子さんの体調などをみて、かかりつけ医と相談して決めてください。

 参考スケジュール:財団法人母子衛生研究会のホームページ<外部リンク>(別ウィンドウが開きます)

予防接種の種類と接種間隔

予防接種の種類

  • 注射生ワクチン(BCG・麻しん風しん混合ワクチン・水ぼうそう・おたふくかぜ)
  • 経口生ワクチン(ロタウイルスワクチン)
  • 不活化ワクチン(B型肝炎ワクチン、ヒブ、小児肺炎球菌、四種混合、日本脳炎、インフルエンザ、子宮頚がん予防ワクチン)

接種間隔

  • 注射生ワクチンの次に注射生ワクチンを接種する場合、27日以上の間隔をあけます。
  • それ以外のワクチンの組み合わせでは接種間隔の制限はありません。
  • ただし、小児肺炎球菌やヒブワクチンなど同一ワクチンを複数回接種する必要があるものは、それぞれ定められた間隔で接種してください。

定期の予防接種

  • ロタウイルスワクチン(令和2年8月1日以降に出生したお子さんが定期接種対象となります。7月31日以前に出生したお子さんは任意接種となりますのでご注意ください。詳細はロタウイルスワクチンのページをご覧ください。)
  • BCG
  • B型肝炎ワクチン
  • 4種混合(DPT-IPV):ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ
  • 2種混合(DT):ジフテリア・破傷風
  • 不活化ポリオ(IPV)
  • 麻しん・風しん(MR)
  • 日本脳炎
  • ヒブワクチン
  • 小児肺炎球菌ワクチン
  • 水痘ワクチン
  • 子宮頚がん予防ワクチン

定期の予防接種には、自己負担はありません。

予防接種法に基づく定期予防接種スケジュールは、以下のようになっています。

ロタウイルスワクチン

  • ロタリックス
    対象者:生後6週から24週まで
    (初回接種の標準的な接種期間は生後6週から生後14週6日まで)
    接種回数:4週間以上の間隔をあけて2回接種
  • ロタテック
    対象者:生後6週から32週まで
    (初回接種の標準的な接種期間は生後6週から生後14週6日まで)
    接種回数:4週間以上の間隔をあけて3回接種

ロタウイルスワクチンは、ロタリックスとロタテックの2種類があります。

どちらを接種しても効果に差はありません。

BCG

対象者:1歳未満(標準的な接種期間は生後5か月に達した時から生後8か月に達するまで)1回

B型肝炎ワクチン

対象者:1歳未満(標準的な接種期間は生後2か月に達した時から生後9か月に至るまで)

27日以上の間隔で2回 初回接種から139日以上あけて1回

4種混合(DPT-IPV):ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ

対象者:生後3か月~7歳6か月未満

1期初回接種:20日〜56日の間隔をおいて3回

(標準的な接種期間は生後3か月に達した時から生後12か月に達するまで)

1期追加接種:初回接種(3回)終了後6か月以上の間隔をおいて1回
(標準的な接種期間は1期初回終了後、12か月に達した時から18か月に達するまで)

2種混合(DT):ジフテリア・破傷風

対象者:11歳~13歳未満

  • 予診票と説明書は、対象の方に年度初めに送付します。
  • 転入などで予診票が手元に無い方は、こども健康課までお越しください。

不活化ポリオ(IPV)

対象者:生後3か月~7歳6か月未満

1期初回接種:20日〜56日の間隔をおいて3回

(標準的な接種期間は生後3か月に達した時から生後12か月に達するまで)

1期追加接種:初回接種(3回)終了後6か月以上の間隔をおいて1回
(標準的な接種期間は1期初回終了後、12か月~18か月に達するまで)

  • 4種混合ワクチンで接種を開始されている方は、不活化ポリオの接種は不要です。

麻しん・風しん

対象者:

1期:1歳~2歳未満に1回

2期:小学校就学前の1年(いわゆる年長児)1回

  • 2期の対象の方には、年度初めに予診票と説明書を送付します。
  • 転入などで予診票が手元に無い方はこども健康課までお越しください。

2021年度に2期対象の方は、2022年3月31日までに接種しましょう。期間を過ぎると公費負担での接種が受けられなくなります。

日本脳炎

対象者:

1期:生後6か月~7歳6か月未満

  • 初回接種:6日〜28日の間隔をおいて2回(標準的な接種期間は3歳に達した時から4歳に達するまで)
  • 追加接種:初回接種後、おおむね1年を経過してから1回(標準的な接種期間は4歳に達した時から5歳に達するまで)

2期:9歳~13歳未満に1回

(標準的な接種期間は9歳に達した時から10歳に達するまで)

  • 平成19年4月1日以前に生まれた方は20歳の誕生日の前日まで接種可能です。詳細は日本脳炎のページをご覧ください。
  • 2期の対象の方には、年度初めに予診票と説明書を送付します。

ヒブワクチン

対象者:生後2か月~5歳未満

接種回数は、ワクチンを初めて接種する年齢によって異なります。かかりつけ医に相談して、スケジュールを決めましょう。

標準的な接種スケジュールで接種した場合
接種開始年齢 接種回数 接種方法

生後2か月~
7か月未満

4回

1回目接種→(27日~56日の間隔)→2回目接種
→(27日~56日の間隔)→3回目接種
→(3回目終了後、7か月~13か月あけて)→4回目接種
〇1回目、2回目、3回目は1歳までに行う

標準的なスケジュールで接種しなかった場合

接種開始の年齢によりスケジュールが異なります。

接種開始年齢

接種回数

接種方法

生後7か月~
12か月未満

3回

1回目接種→(27日~56日の間隔)→2回目接種
→(2回目終了後、7か月~13か月あけて)→3回目接種
〇1回目、2回目は1歳までに行う

1歳~5歳未満

1回

1回接種で終了

小児肺炎球菌ワクチン

対象者:生後2か月~5歳未満

接種回数は、ワクチンを初めて接種する年齢によって異なります。かかりつけ医に相談して、スケジュールを決めましょう。

標準的な接種スケジュールで接種した場合
接種開始年齢 接種回数 接種方法

生後2か月~
7か月未満

4回

1回目接種→(27日以上の間隔)→2回目接種
→(27日以上の間隔)→3回目接種(生後1歳未満)
→(60日以上の間隔)→4回目接種(生後1歳~1歳3か月未満)
○1回目、2回目、3回目は1歳までに行う

標準的なスケジュールで接種しなかった場合

接種開始の年齢によりスケジュールが異なります。

接種開始年齢 接種回数 接種方法

生後7か月~
12か月未満

3回

1回目接種→(27日以上の間隔)→2回目接種(生後2歳未満)
→(60日以上の間隔)→3回目接種(生後1歳以上)
○1回目、2回目は2歳までに行う

1歳~
2歳未満

2回

1回目接種→(60日以上の間隔)→2回目接種

2歳~5歳未満

1回

1回接種で終了

水痘ワクチン

対象者:1歳~3歳未満(ただし、水痘にかかったことがある方は、定期接種の対象とはなりません。)

3か月以上(標準的には6か月~12か月未満)の間隔をおいて2回

子宮頚がん予防ワクチン

対象者:小学校6年生~高校1年相当の女子

令和4年4月から積極的勧奨が再開されます。対象者には令和4年4月以降、順次予診票などを個別に送付いたします。

現在日本で認可されている子宮頚がん予防ワクチンには2価ワクチンと4価ワクチンの2種類があります。かかりつけの医師とよく相談してどちらのワクチンを接種するか選びましょう。

標準的な接種スケジュール

種類 接種間隔

2価ワクチン

1回目接種→2回目(1回目接種から1か月後)→3回目(1回目接種から6か月後)

4価ワクチン

1回目接種→2回目(1回目接種から2か月後)→3回目(1回目接種から6か月後)

任意の予防接種

任意の予防接種とは、おたふくかぜ・インフルエンザなどです。

令和2年7月31日以前に出生したお子さんがロタウイルスワクチンを

接種した場合、町からの一部助成があります。

詳細はロタウイルスワクチンのページをご覧ください。